AWSで運用しているデータベースで、スナップショットを復元して本番稼働させる(リストア)の手順を紹介します。
※データベースをリストアしようとすると「色々と設定まわりをいじらないといけない」と思っていましたが、AWSだとそんなこともなく、とても簡単にできました。
やりたいことのイメージ
イメージは以下になります。
リストアといっても「スナップショットから新たにDBを作成して、本番稼働しているDBと差し替える」が正しい表現になります。
![](https://mashimashi.net/wp-content/uploads/2022/04/237c1b311587d4c67f031ff7391f0cde-1024x576.png)
①スナップショットを復元する
対象のスナップショットを選択し、「スナップショットを復元」を実行します。
![](https://mashimashi.net/wp-content/uploads/2022/04/image-1-1024x266.png)
任意のインスタンス識別子を設定します。ここでは、「snap_prod」を設定。
![](https://mashimashi.net/wp-content/uploads/2022/04/image-7.png)
それ以降の設定は、各自の環境に合わせてください。
![](https://mashimashi.net/wp-content/uploads/2022/04/image-3.png)
![](https://mashimashi.net/wp-content/uploads/2022/04/image-4.png)
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![](https://mashimashi.net/wp-content/uploads/2022/04/image-6.png)
②現行の本番DBをリネームする
データベースの変更画面から、
本番DBの名前を「prod」→「old_prod」に変更します。
![](https://mashimashi.net/wp-content/uploads/2022/04/image-8.png)
③復元DBをリネームする
同様に、データベースの変更画面から、
復元DBの名前を「snap_prod」→「prod」に変更します。
![](https://mashimashi.net/wp-content/uploads/2022/04/image-10.png)
④稼働確認
最後に、DBに正常にアクセスできるか確認して終了です。
まとめ
今回は、AWSで運用しているDBのリストア手順を紹介しましたが、非常に簡単にできました。
これなら障害時に切り戻すときでも慌てることなく復元できそうです。
(※障害が発生しないことが一番いいけど)
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